AMRブログ 一周回って前川が今週担当です。
今回は12月23日に行われた、今村哲さんと染谷亜里可さんの勉強会に参加したことを書こうと思います。
勉強会の内容は追悼の意味もかねて、ペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスをとりあげました。
彼らの作品に、「事の次第」という作品があります。
この作品はピタゴラスの元ネタと言われています。
しかしよくよく見ると、ピタゴラスイッチとは何かが違う。
それはピタゴラスイッチが全体が把握出来る装置であるのに対し、「事の次第」は装置の全体が見渡せず、現象の連続であるように思えました。
その事はピタゴラスイッチが“オチ”があるのに対し「事の次第」には特にないのと関連していると思います。
あと、この作品を見ていて「Mad Science」という本を思い出しました。
上の動画は「ナトリウムと塩素が反応し、その熱でポップコーンを破裂しつつ、その反応で出来た塩化ナトリウムで塩味をつけよう」という実験です。
このような危険で一線を越えた遊びも魅力の一つだと思います。
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